確定申告をするときに、「所得控除(しょとくこうじょ)」という項目を考える必要があります。
所得控除を使うと、所得税や住民税を低くすることができます。
そこで本記事では、
- 所得控除とは?
というところから
- どんな項目があるのか?
について、サクッとまとめてみました。
自分に該当するところがあれば、税金が安くすむので、ぜひチェックしてみてくださいね。
所得控除とは?
所得控除は、税金に個人の事情を考慮するための項目です。
たとえば、儲かった金額が同じでも、病院に多く通った人とそうでない人は、
医療費の金額が違いますよね。
すると、暮らしぶりにも差がでます。
こういった個人の事情を考慮して、
暮らしぶりの差を少なくするようにする効果があるのが所得控除なんです。
では所得控除には、どういった項目があるのでしょうか?
所得控除の具体例とは?
所得控除にはいくつかの項目があります。
ここでは、多くの方に関係がありそうな項目をまとめたいと思います。
(0), 基礎控除
納税者1人ひとりについて、一律で38万円を控除することができます。
(1), 扶養控除
納税者と生計を一にしていて、年間の所得が38万円以下の親族について、
扶養控除が適用できます。
(2), 医療費控除
医療費がたくさんかかったら、税金を軽くしてくれるっていうことです。
1年間で10万円以上の医療費がかかった方は使える可能性があります。
自分だけでなく、配偶者や親族のために使った場合にも適用可能です。
医療費の領収書を保管しておきましょう。
確定申告所に添付することで、医療費控除を受けることができます。
(3), 社会保険料控除
健康保険料や国民年金・厚生年金、雇用保険などの労働保険料の支払分は、
全額が社会保険料控除とすることができます。
自分の分だけでなく、配偶者や親族の社会保険料を払った場合にも適用可能です。
(3), その他
これらの他にも、
- 配偶者控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 寄付金控除
- 障がい者控除
- 寡婦・寡夫控除
- 勤労学生控除
といったものがあります。
まとめ
本記事では、所得控除の意味や、所得控除の項目などをまとめました。
所得控除をしっかり活用することで、
所得税や住民税などを減らすことができます。
自分に該当しそうなものがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね。
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