フリーランスの方など、国民健康保険に入っている方も多いかと思います。
国民健康保険料は、住んでいる自治体から請求書がきて、
その金額を支払うことになります。
では、その金額はどうやって計算されるのでしょうか?
ここでは、国民健康保険料の計算方法の概要をサクッとまとめました。
国民健康保険料の金額の計算方法とは?
国民健康保険料は、各自治体ごとに金額がことなっています。
神戸市は高く、横浜市は安い、など住むところによって変わります。
引っ越しで迷われている方は、国保の金額は事前に調べるとよいかもしれません。
国民健康保険料(国保料)の計算の仕方とは
各自治体で異なるとはいえ、だいたい同じような計算方法で算出されます。
国保料は、いくつかの項目のたし算で計算されます。
①、1人ひとりにかかる金額(「均等割」といわれます)
1人あたり〇〇円として計算されます。
3人世帯なら〇〇円×3が、その世帯が1年に払う均等割分となります。
均等割の計算方法には、さらに3つの項目があります。
(1), 医療分
(2), 支援分
(3), 介護分*
となっています。
*介護分については、40歳〜64歳の方が払うことになっており、
それ以外の方にはかからない項目です。
②、前年の所得に応じてかかる金額(「所得割」といわれます)
前年の所得に応じて、その△%が国保料として計算されます。
ここでいう所得は、
(フリーランスの方なら)所得 = 収入 ー (仕入・経費)
(サラリーマンの方なら)給与所得 = 総収入 ー (給与所得控除)
といった形で計算することができます。
確定申告とは?の記事で書いた「事業所得」に対して、国保料が計算されます。
③、その他
自治体によって、その他の項目が足されることがあります。
各世帯ごとにかかる「平等割」や、保有資産によってかかる「資産割」などがあります。
これらがある自治体では、それを足して合計の国保料を計算します。
まとめ
国保料は以下の式で計算できます。
概要は以上の通りとなっています。
厳密な数字は、各自治体ごとに変わりますので、役所で聞くことをおススメします。
そういったときにも、上の知識があると、話が理解しやすいかと思います。
というわけで、今回は、国保料の計算方法をサクッとまとめました。