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クールで知的なあなた、株に入門してみたいならこちらです【臆病者のための株入門】

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お金はあればあるほどうれしいですよね。

でも増やすとなると、なかなか難しいのも現実です。

お金を増やす1つの方法に「株式投資」があります。

 

でも株って損するかもしれないんでしょう?

株必勝法!とかよくあるけど、ほんとうなの?

自分は慎重派だからリスクはとりたくないなぁ

 

など、私の株のイメージはこうでした。同じように株式投資についてネガティブなイメージをもっている方もおられるのではないでしょうか。

 

でも、ほんとうにそうなの?

と思い、

  • 自分のイメージは本当に正しいのだろうか?
  • そもそも株式投資ってなに?
  • 儲かっている人と儲かっていない人の違いってなんだろう?

のような素朴な疑問を考えてみることにしました。

そこでいろいろな本を読んでいるうちに、こちらの本に出会いました。

初心者でも、株について全体像をサクッと理解できる、わかりやすい1冊です↓

 

 

本書は、まったくの株初心者の方が勉強になるだけでなく、

他の初心者向けの本を読んでみたけど、なんか釈然としなかった方、

数式ばかりの本でうんざりした方、

グラフやチャートがたくさん出てきて、???と思った方

などが、株の知識について、サクッと理解できる本となっています。

読み終えたあとに、冒頭で書いた株式投資へのネガティブなイメージが変わる1冊となっています。

 

まず第1章で、株とはギャンブルか否か?という疑問にサクッと解説がされています。

「株はうさんくさいよね〜」

という気持ちが、読みやすい文章とともにスッキリさせてくれ、爽快です。

また、「複利」と「レバレッジ」について、これまたわかりやすい例示があって、サクッと理解させてくれます。

そして、この複利とレバレッジを用いて、100万円を100億円にふやす仕組みが、負の側面とともにわかりやすく解説されています。

実際の著者の取引経験も書かれていて、著者自身も100万円で4億近い利益を手にできる”可能性”があったことが記されています。ただし同等に7億の負債をもつ可能性もあり、利益と負債は、紙一重である現実を追体験することもできます。

 

第2章では、ホリエモンがみつけた株式市場での錬金術として、資本主義の原理とは?から説明があります。

株式のバラ売りと市場原理の失敗、空売りの仕組みなどが、ホリエモン印の”100個の豆”を分割する話として、非常にわかりやすく書かれています。

ホリエモンがやったことが資本主義そのものであることや、システムのバグをいち早く利用したことなど、経済的な専門用語が最小限にされていて、サクッと理解できる内容となっています。

 

第3章は、デイトレードとは?から、スイングトレード、短期売買、プログラム売買など「トレーディング」についての簡単な説明からはじまります。そしてこれらの取引の重要な原理「ゼロサム」や「アノマリー」をみつけるための行動ファイナンス理論(2002年ノーベル経済学賞)などについてわかりやすく述べられています。チャートで儲ける方法について、著者自身の実験結果も書かれていて参考になります。

その後、1〜3章のまとめがあり、株式市場のさまざまな隠語や独特な雰囲気に戸惑うことなく、現実の市場でなにが起きているかを知っておくことの重要性がまとめられています。

 

第4章では、そもそも投資とは?株式投資とは?という素朴な疑問に対して、大航海時代にまださかのぼってその起源と発祥を説明してくれます。民主主義と資本主義の違いでは、ファンドが利益を上げる仕組みについても簡潔にわかりやすく説明されています。

次に株価がどうやって決まるのか?という点について、シンプルに2つのポイントから説明しています。すなわち、株式の未来価値(将来の利益)と、それの現在価値への換算(割引率)です。このことを債券と比較しながら、株式の価格についてわかりやすく説明されています。そして結局は、株式投資とは、1株利益を予想することとしてまとめられています。

 

第5章ではいよいよ株で富を創造する方法が述べられてきます。ウォーレン・バフェットの考え方や竹田和平のやり方がまとめられています。

ファンダメンタルズ投資」と呼ばれる両者の共通点は、とくに初心者には学ぶことが多いのではないでしょうか。具体的な原則もしめされており、企業に関する原則、経営に関する原則、財務に関する原則が解説とともにわかりやすく説明されています。また本章の最後に、すぐれた予測を行っているヴァリューライン社の詳細な研究でも、バフェットの正しさが示されていることについても触れられています。

また、株式評論家、投資コンサルタント、アナリストは、どういった仕事なのか簡潔にまとめられています。人間は行動を起こすとに論理的な後押しを求めている、というのとても重要な考え方だと思いました。アナリストの投資判断の裏側もサクッと紹介されています。

 

第6章では、ファイナンス理論の核心であるモダンポートフォリオ理論についてサクッとまとめられています。

ファイナンス理論でいう「リスク」とはなにか、損する可能性と儲かる可能性が等価であること、「期待リターン」とはなにかが説明され、ノーベル経済学賞を受賞したマーコウィッツ青年の考え方を理解させてくれます。

また、イェール大学のジェームス・トービン(ノーベル経済学賞受賞)の「効率的ポートフォリオ」の考え方で合理的な投資の指針を学べます。さらに、個別株式と市場全体の動きとの関連性に関するウィリアム・シャープ(ノーベル経済学賞受賞)の「資本資産評価モデル(CAPM)」の内容がサクッと要約されています。

4章から6章のまとめとして、株式投資に勝つ合理的な方法が2つ示されていて、それぞれの長所と短所がわかりやすく理解できます。

 

第7章・第8章では、確実に儲かる話はないが、確実に損する話ならある。さまざまな金融商品やファンドの例を挙げながら「金融リテラシー」の重要性を理解させてくれます。

また、アセットロケーションの考え方や、素人の投資法として、トレーディング個別株長期投資インデックス投資の3つが挙げられており、それぞれのメリット・デメリットが説明されています。

 

 

 

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