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「敷金」の「返金」でトラブル、専門家に相談する前にこちらもどうぞ【カバチタレ8巻】

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敷金」とは、賃貸などの部屋を借りるときに、大家さんに預けておく保証金のことです。

借りている部屋になんらかの損失を与えた場合、修繕などをするために預けておくお金のことです。また、もし家賃を滞納した場合には、敷金から引かれることになります。

 

敷金は、アパートなど賃貸の退去時に返金されるのが一般的です。

ただし、いくら返ってくるかはケースバイケースで、そのためトラブルが発生することがあります。

たとえば、賃貸している部屋の壁紙の汚れなどは、張り替えを行う費用を敷金から引かれることもありますし、引かれないこともあります。

この判断がむずかしいので、敷金の返金はトラブルになることがあります

 

アパートなど借りている方は、賃貸の退去では費用もかかりますので、なるべく多く敷金を返還してほしいと思われる方も多いと思います。

しかし借り主の過失で生じた傷や汚れは、敷金によって保証しなければならないのが一般的です。

 

  • じゃあ、どう考えればいいの?
  • 複雑だから、わかりにくいなぁ
  • わかりやすい漫画などないの?

と思われるかもしれません。

そこで、敷金返金に関係する法律的なことを、マンガでわかりやすく学べる1冊がこちらです↓

 

 

本マンガ「カバチタレ」8巻の91話から98話では、敷金返金についての事例が扱われています。

敷金返還の法律的な知識や、大家さんや不動産側の内情など、様々なことが学べます。敷金の返金について、法律的にどんなポイントがあるのかを、ストーリーの中でわかりやすく知ることができます。

賃貸の退去で敷金がいくら返ってくるのかなど、どのように考えればいいのか、その概要を知っておきたいあなたにもおすすめの内容となっています。

 

賃貸の借り主である雁谷(かりや)棚子さんは、敷金24万円を預けていましたのですが、退去時に大家と仲のよい田亀不動産に、敷金は返せないと言われます。

タバコも吸ってないし、壁も汚していないと主張する雁谷さんですが、契約書の特約事項などを理由に、取り合ってもらえません。

壁紙の張り替えに24万もかかるのか?と聞くと、かかるの一点張りで、見積書などもみせてもらえず訴えるなら訴えてみろ、といった対応を受けます。

 

そこで、本マンガの主人公・田村勝弘に相談がきます。

田村は、田亀不動産との話し合いで、

敷金から差し引いていいのは、特別な傷の修繕費用や滞納家賃だけ

壁紙もタタミも普通に生活していれば当然古くなる・・・そういった消耗分の費用は家賃の中に含まれているはず

と、敷金に関する一般的な考え方を示して交渉しますが、まるで相手にしてくれません。

大家を調べて交渉するも、怒った大家から連絡を受けた田亀不動産から営業妨害だと田村の事務所に苦情が入ります。

上司の重森寛治に怒られて落ち込む田村でしたが、同僚の金田銀四郎に励まされて奮起します。

 

最終的に少額訴訟になるのですが、司法書士との打ち合わせでは、少額訴訟がどんなものなのか、注意点にはどんなものがあるのかなど、読者にわかりやすいように説明つきで描かれています。

 

マンガでは大家さんや不動産屋さんがヒール的に描かれていますが、法律に従って、適正にやることが大事だと思います。

マンガに描かれているような敷金返金のトラブルにあうことはないとは思うのですが、マンガのストーリーの中で法律知識など、様々な知識や考え方などをわかりやすくサクッと習得できます。

法律だから難しい話とおもわずに、気楽に読みながら学べる良書となっていておすすめです↓

 

 

 

 

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